京都 四条高倉の占庭から

世につれ

4月も半ばになり、鴨川の床が建ち始めました。

GW間近、ってことですね。

今朝は久し振りに錦市場を歩いてきました。

9時半頃と、時間はまだ早かったんですが、結構な人でした。

その9割くらいが外国からの人たち。

錦市場って「京の台所」と言われているし、なにしろ市場なんだから、

京都市民がデイリーに買い物に来てるって思われてるんだろうなあ。

そんなことないのに。だって高いもん。

なんて考えながら歩いていました。

しかしまあ、外国から来られた人には、どれもリーズナブルに思えるのかも。

いまの日本の物価は他国よりはまだ安くて、円安でもありますしね。

ま、こうしてインバウンドが復活して、京都の経済が上向くのはいいことです。

 

こちらは四条通の地下道にあったポスター。

長い間かけた工事が終わり、京都競馬場が再開されるんですね。

この ”センテニアル・パーク” って何?

とググったら、淀に競馬場ができて、2025年で100周年になるのだそうですよ。

それでセンテニアルなんですって。

しかしまあ、このポスター、スカパラと舞妓さんってねぇ。

なんでここに舞妓さんが? 京都だから?

わたしが知らないだけで、なんらか所縁があるのかもしれませんが。

 

毎年、年の前半はタロットを習いたいという方が多いのですが、

今年は例年に増して多いです。

タロットカード占いのyoutubeチャンネルが、今、たくさん出ているのだそうです。

わたしはyoutubeをほとんど見ないので、どういう感じなのかわかりませんが、

人気のある人は、それですごいお金持ちになったりもしてらっしゃるとかで。

個人的に占ったり、本を出したり、TVに出たりとかではない、

新しい占い師のビジネスにもなっているんですね。

以前は「ちょっと副業にできたら」とおっしゃる方が多かったですけれど、

いまはもっと大きな夢を思い描いてらっしゃる方もおられるってことですか。

いやあ、時代ですねぇ。

タロットカードはとてもおもしろいものなので、そうして身近に感じてもらって、

興味を持っていただけたらうれしいなと思います。

占いはいろんな種類のものがありますが、タロットは自由度が高く、

ちょっとやってみよう、という入り方もしやすいほうですしね。

時代とともに、新しいタロティストがどんどん生まれてくることでしょう。

昔、「歌は世につれ、世は歌につれ」なんて言ったものですが、

歌に限りませんよね。

いろんなもの、いろんなことが、世につれて変化していくわけですが、

たのしく、よい変化であるといいなあと思います。