京都 四条高倉の占庭から

体調不良でご迷惑をおかけしました

なんとブログをゴールデンウイーク前から更新していませんでした。

長らくサボってしまい、すみません。

実はゴールデンウイーク半ばに胃腸炎になりまして、

急遽休みにしたり、早じまいしたりの数日間でした。

ご迷惑をおかけし、たいへん申し訳ないことでした。

やっと体調も持ち直し、通常営業に戻ったのですが、

加齢には抗えないなと痛感したこともあり、今後もご予約の方が終わりましたら

早じまいしていこうと思っています。

ですので、当日のご予約は早めにご連絡いただけるとうれしいです。

よろしくお願いいたします。

 

体調が急に悪くなったのは夜中から明け方にかけてだったのですが、

ちょうどその日は、夫が泊りがけで登山に行っていまして、家にはひとり。

どんどん具合が悪くなっていくときって、ものすごく不安になりますでしょ。

これ、救急車案件にならないといいんだけど、、、、と思いながらも、

人間、死ぬときは死ぬ、あるがまま、あるがまま、、、と

呼吸を整えることに集中しようとしてました。

と書くと、すごく落ち着いているように思われるかもしれませんが、

すごい動悸だったので、落ち着こうとしてただけです。

 

あるがまま、なすがまま、と念じていると、やっぱりなすがままの次はお約束の

「キュウリがパパ」が頭に浮かんできたので、大したことない、たぶん大丈夫、

と思えました。

しかしながら、朝になっても水分も摂れない状態が続き、頼みの綱は、

冷蔵庫に眠っていた賞味期限の切れた経口補水液のゼリーパウチ。

賞味期限が切れていることよりも、脱水になるほうが怖かったので、

そこはまったく躊躇しませんでした。

平日であれば、這ってでもかかりつけのクリニックへ行って、

点滴をしてもらうところですが、折悪しくゴールデンウイークですよ。

どうしてわたしは年末年始とかゴールデンウイークとか、

そういう早速医療にかかれないときに具合が悪くなるんだろうか、、、、

と恨めしく思いながら家で寝ていました。

近所の救急病院に、行ってもいいですか? と電話することすらもうしんどくて。

するとそこに、悪天候のため予定を切り上げて下山すると夫から連絡がありました。

数時間後には帰宅するとわかると、だいぶ気がラクになりました。

いざというとき、救急車を呼んでくれて、同行してくれる人がいるというのは、

なんと心強いことでしょうか。

わたしは山へは登りませんが、夫から話を聞いていると、

撤退、下山というのは勇気の要ることなのだそうです。

せっかく計画を立て、準備もしてきたのに、確かなことはわからない天候を理由に

続行を断念するというのは、大きな登山でなくとも難しいらしいです。

その後、思いのほか天候が回復するということもありますしね。

グループでの山行ですと意見が割れることもあるかもしれませんし。

今回は、わたしが体調を崩しているということは夫には知らせていなかったので

驚いていましたが、天候不良だけでなく、下山することにしてよかったと、

思えたようでした。

 

ひとり暮らしは気楽でよさそうだな~ と思うことはままありますが、

具合が悪いときは、誰かがいてくれるありがたさが身に沁みます。

水が飲める、ごはんが食べられるというありがたさも同じで、

これをすぐ忘れないようにしなくっちゃ、と思っています。