京都 四条高倉の占庭から

ギャップ萌えとは

4月半ばになると、鴨川沿いに川床が建ち上がっていきます。

これは数日前の写真でして、実際はもうすでにだいぶ建っています。

それでも例年に比べるとやっぱり少ないですけれどね。

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こんな風に、ゴールデンウイークへ向け、季節は動いているのですが、

新型コロナの感染者数が激増し、大阪はまた緊急事態宣言を 要請したとかで、

今年も昨年のように家にこもって過ごすGWになりそうです。

飲食店への時短要請だけでなく、百貨店や映画館などに休業要請も

されるようですので、京都もそれにならうようなことになれば、

占庭も休業を余儀なくされるのかな、と心づもりはしています。

そのあたりはもう臨機応変にやっていくしかありません。

せっかく寒い冬を辛抱して越えたというのに、春になって一層蔓延するのは、

なんともつらい話です。

けれども、昨年の段階で、少なくとも2年、長ければ10年くらいかかるかも、

みたいな話も出ていましたしね。

未知のウィルスと闘い、共存していくのは並大抵のことではないようです。

 

さりとて、気持ちまで暗くなるのはよろしくありません。

ということで、今日はどうでもいい話題を。

 

ギャップ萌えという言葉、これ誰が作ったのでしょうね。

うまいこと言うなあ~ と感心します。

本来認識していたキャラクタとは違う面を知り、キュンとなる、

ってことですよね。

「予想外」ということが、心にさざ波を立たせるわけです。

しかし、これ、予想外にひどかったら、ギャップがあっても萌えるどころか

気持ちが堕ちてしまうだろうと思うのです。

なので、ギャップがあればよいというものでもないんですよねぇ。

 

しかし、このギャップ萌えっていう単語は、お客さまとの会話にも

よく登場します。

お話をお聴きしていてわたしが感じるのは、

それって、キャラのギャップというよりは、

相手のパーソナリティに対する期待値を超えたかどうかではないの?

ってことなのです。

 

そもそもあまり期待していない部分をスラッと超えてこられると、

おおっ! ってなりますよね。

期待値をグンと超えてこられたことに対する感動とか驚きで。

だけど、冷静になって考えてみると、低く設定されていた期待値を

超えただけなので、一般的に見て、とてもすばらしい!

というのではない場合も多い。

しかしまあ、そういうところから見る目が変わっていったり、

トクベツな縁がありそうな気がしてしまうところが、恋なんですよねー

そこを切り取って「ギャップ萌え」という言葉をつくった人のセンスが

すごいなあと思うわけでありますよ。