京都 四条高倉の占庭から

あとがないならこのくらいで

本日は祇園祭宵山です。

昨日もすんごい人出だったのですが、今夜も同じかそれ以上になりそうです。

先日通勤時に、たまたま地下道を通らずに四条通りを歩いていましたら、

お稚児さんの社参の行列に遭遇しました。

 

 

ま、相変わらずの写真へたくそ選手権ではありますが、

雰囲気は伝わったのではないでしょうか。

暑い中、ほんとうにご苦労さまです。

明日は猛暑の中、山鉾巡行が執り行われます。

観る側も暑さ対策が必要ですね。

 

さて、今日は恋愛、結婚を占っていて、よく聞くお話をいたします。

たまには占いブログらしいことも書きませんとね。

 

 ものすごく好きというわけではないけれど、もちろんイヤではない。

 この人が自分にとってベストとは全然思えないけれど、楽しくないこともない。

 

というお相手とずっとつき合っています。このままでいいんでしょうか?

と訊ねられるのです。

たぶん、このままでいいと思ってらっしゃらないから、そう訊ねられるんですよね。

よくよくお話を聞いていきますと、

『この人と別れたら、次の人は現れないんじゃないか』

という不安があるから別れられないのだと、みなさんおっしゃいます。

その後、誰も現れず、結婚に至らなかった場合、

『あのとき、あの人と結婚しておけばよかった・・・・』

と後悔するかもしれない、って。

これね、もっといい人が現れるとわかっていたら、この人は選ばない、

と自覚してらっしゃるわけです。

で、

「もし、お相手もあなたを逃したら後がないかもしれないから、

 これくらいで手を打っとくか、と思って結婚を申し込まれたらどうですか?」

と訊ねると、みなさん「イヤです」とおっしゃる。

ですよねぇ。わたしもイヤです。

やっぱり結婚するなら「”この人と”添いたい」と思われたいし、思いたいです。

それに、もうこの人でいいことにしよ、と思って結婚してですね、

その後に、すっごい素敵な人と知り合ったら、めっちゃ後悔すると思うんですよねー

だいたい、どんなにいいと思って結婚した人であっても、長い結婚生活のなかでは、

「この人と結婚したのは間違いだったんじゃないかしら・・・」

と頭をかすめるときもありますでしょう。

そんなとき、それでも自分が納得して選んだ人だから、と思えるかどうかは、

結構大事なポイントではないかと思います。

 

「これくらいで手を打っとくか」と思われたら傷つくし、

なんて失礼な! と憤慨もするでしょう。

だからそれはやっぱり自分もしちゃダメだな、と思うんですよ。

ま、そのあたりはお互いさまですし、とは思えないですよねぇ。

 

結婚はゴールじゃない、っていうことはもう耳タコなくらいでしょうけれど、

結婚してからのほうがうーんと長く続きますしね。

結婚というひとまずのゴールを得ることよりも、

その先のご自身がしあわせであること、そしてお相手もしあわせであることが

とってもとっても大事です。

もちろん、長い人生、誰だっていろいろあるに決まっています。

ずーっとしあわせというわけにはいきません。

そのしあわせでない時期を乗り越えるためにも、

自分が納得して選ぶ、決める、ということをしておかないとキツいです。

 

なんてことをね、お話ししたりします。

恋愛運、結婚運は、たしかに運勢的な善し悪しもあります。

けれども、運命で何もかもが決まっているわけではないですしね。

どういうお相手がマッチするのか、よいタイミングはいつごろなのか、

ザワつくこころを少し鎮めるために、占いを利用されるのもいいと思います。

 

って、結局、宣伝かい!