京都 四条高倉の占庭から

小市民の野望

今年の暮れくらいで、タロット占い教室の新規生徒さんの受け入れは

おしまいにする予定です、とお知らせしたせいもあると思いますが、

タロットを習いたいという方が、例年よりも増えています。

以前は「いずれ占い師を副業にしたい」とおっしゃる方が多かったのですけれど、

最近は、youtubeとかInstagramでやってみたい、という方が大半です。

占い師としてやっていくにしても、リモートで、とお考えのようですしね。

店舗を構えて、という占い業はどんどん少なくなっていきそうです。

そして店を持たない占い師は、膨大な人数になっていくだろうと思われます。

「ちょっと占ってもらおう」というハードルはどんどん低くなっていきますね。

そうして占いを楽しまれたり、何かのおりに参考にしてもらえたら、

それはとてもいいなあと思います。

けれども、ワルイ占い業者が混じらないともかぎらないし、

使い方を誤ってしまったり、依存に寄ってしまうと、まずい。

 

占いで未来がわかると思い過ぎないでいただきたいなと思っています。

占いでわかることももちろんありますが、それは運の流れや運勢です。

運命は決まっていない、とわたしは考えています。

決まった運命通りに生きさせられているって思えますか?

そんなひとごとじゃないですよね。

それぞれひとりひとりの「自分」が考えて、選んで、歩んでいく、

それがその人の道になるわけで、最初から決まっているとはとても思えません。

 

” こうなる運命だった ” みたいなこと言いたくなることもありますが、

それは不本意な結果になってしまったとき、諦めたり現実を受け容れたりするための

方便であることが多いです。

もちろん、そう思うことで、必然性を補強し、自分自身を励ましたり、

祝福したりする、よい場合の使い方もありますけれどね。

占いが好きで占いをを仕事としている身としましては、

占い人気が上がるのはうれしいけれど、ちょっと心配、、、、の

どちらも思いもあるのです。

 

さて、タイトルについて書きましょう。

先日、たまたま初めて買ったメーカーのトイレットペーパーに

当たりくじ付きシールが貼ってあったのです。

こういうのって、どれくらいの確率で当たりがあるのかしら、

っていうか、ほんとに当たりあるの?

と「ハズレ」の文字を想定しながら剥がしていったら文字数が多い。

なんと当たりだったんですね。

後日、12ロール入りのトイレットペーパーが4パック、

結構大きな段ボールで我が家に届きました。

これ、送料のほうが高くついたんちゃいますかねー

 

それでね、ちょっといまわたし、なんかキテるんちゃう?

とか思ってしまったんですね。

そう。

 宝くじ買うのならいまじゃない?? 

と。

こういうところが、いかにも小市民感ありありやなと自分でも思います。

で、20年ぶりくらいに買ってみました。

サマージャンボミニをバラで10枚。

このね、ミニっていうところも小市民ですわね。

どうせ当たるならでっかく! という気はさらさらないんですよ。

6億も当たったら怖いじゃないですか。(当たらないけど)

なので額は小さいけど、当たる確率は高いミニ。

 

なんと当たりました!

3300円!!

なので、モトは取れて、1割トクしたということですね。

3300万円だったらきっと黙ってたと思います(笑)

ま、これくらいですわね。