京都 四条高倉の占庭から

若い男性ご一行さま

7月8月と恐ろしく暇だったのですが、少し暑さが落ち着いてきた9月は、急に忙しくなり、バタバタしていたらもう半ば。

しかしながら、ぶり返してきた暑さがこたえます。

昨日は日本全国で京都市中京区が一番暑かったのだそうですよ。

まさにココですよ、ココ!

いったいいつまで35℃超えが続くんでしょうかね。ほんとに酷暑記録続出の夏です。

まだ暑すぎてピンときませんがそろそろお彼岸なんですよね。

今年は植物全般、前倒しが甚だしいのですが、彼岸花はまだ見かけていません。

それでもきっとお彼岸にはキッチリ咲いていることでしょう。

彼岸花はそういう花ですもんね。

 

昨日は、みんなモテそうだなあ、と思しき22、3歳のイケメン4人組が来てくれはりました。同じ中学の友だちなのだそうです。

女性のグループで、というのは老いも若きもあるわけですが、男性のグループというのは珍しいです。

だいたい男性は占い慣れしてない人が多いので、至ってマジメに話を聞いてくださいます。すごく緊張される方もおられます。

昨日は順番にひとりずつ占っていったので、トータルで長時間になったのですが、おしゃべりもせず、シーンと待ってくれてはってね。

お友だちの占いを聞きながら、考えるところもあったのかな。

ひとの占いを聞くというのは、結構楽しいものなんですよ。

自分のことよりも他人のことのほうがわかることもあるし、客観的に聞くこともできますしね。

 

占いが終わった後は、みんなで昼飲みに行くということでした。

22、3歳で、みなさん社会人とはいえ、わたしから見たらまだ子どものように感じてしまうのですが、お酒OKの大人です。

社会に出て、自分でお給料を稼ぎ、友だちと休日に昼から飲んで遊べるとき、ということですよね。

わたし自身も振り返ってみると、そういう年齢の頃って、みんなでワイワイするのがほんとうに楽しかったです。

好きな人とふたりでデートするのとはまた違った楽しさがありました。

それができる時期って、意外と短い。

あとから思い返すと、ほんとうにあっという間のことでした。

なので、いましかできない貴重な楽しみ方なのかもしれません。

そんな週末のレジャー的なことに、占いをいれてくださってありがとう、という気持ちです。

 

男女どちらでも、若い人たちの話をお聞きしていると、みんなみんなしあわせになってほしいなあ、と思ってしまいます。

若さゆえの悩みもあれば、若いからこそのヨロコビもあります。

親戚でもなく、仕事関係でもない、まったく未知のわたしに、いろんなお話をしてくださるのは、占い師だからなんですよねー

わたしという”個人”に話しているわけではありません。

が、相手が「占い師」だから話してしまえることもあるのだということを知ってもらえる機会になったのではないかな、と思っています。

こういうのも悪くないな、って思ってもらえていたらうれしい。

占庭を始めるとき、学生さんが話しに来てくださるといいなと思って大学の多い京都を選んだのですが、学生さんだけじゃなく、社会人になって間もない若い人のお話をお聞きするのもいいなあ、と昨日改めて思いました。

若い男性の恋バナが聞ける機会なんて、わたしの年齢ではめったにないですよー

貴重貴重。微笑ましくもあり、応援したくもなります。

どうぞすてきな恋愛をね、と願えるのは、わたし自身の大きな癒しにもなります。役得ですね。